経営全般

スタートアップもどきが危ないという話

いやはやメディアの情報を鵜呑みにしすぎて大きな失敗をしてる経営者が多いのではないかと最近心配でしかたない。

メルカリ、スタートトゥデイ、LINE。(Japan,and・・・)

UBER、Airbnb、Facebook(USA)

こうしたテック系がイケてるという話題がメディアだけでなく書籍でも山積みだ。こうしたものに影響を受けて、続々と起業家が増えている印象を受けてる。

10代、20代でエンジニアとしてハードな学習を乗り越えた若き起業家にはチャンスがあると思う。それでもローンチしたサービスが全く無名に終わり、資金調達はできても利益がでず断念というケースの方が多い、圧倒的に。

個人的に不安に感じてるのは「ちょっとお金はある中小企業」これだ。

中小企業の多くがもうビジネスモデルの枯渇を迎えてる。つまり延長線上には縮小しか待っていない。という状況の会社が多い。こうした会社の経営者は何とかして新たなビジネスチャンスをつかみ取ろうと必死になる。

そこで例の盛り上がりを見せるテック系の影響だ。

それなりに社歴があるのでちょっとした内部留保の蓄積がある。これを使えば資金調達なんてしなくても、やっていけるのではないか!?足りない分は銀行から融資を受けよう。

この考えは相当危ない。

しかも母体がほとんどの場合ローカルでウエットな営業戦略によって生き残ってきた会社。

つまりテックとは無縁で、エンジニアがどんな人種でどこにいるのかもわからない。ちょっとした蓄えはあるからまずは手始めにアプリでも作ってみよう。

みたいなのが一番危険だ。十分だとおもって準備した3千万円。こんなの開発費で3ヶ月も経つ前に資金ショートする。でもなぜ資金がショートしたのか経営者はわからない、「こんなにお金が必要だとは思いませんでした」というが時すでに遅い。

 

計画とベンチマークと優秀なCOOを揃えよ

中小企業がビジネスモデルの改革に焦る気持ちはわかる。だけどローカルでテックとは無縁の会社が突然スタートアップを目指すのは失敗する確率の方が高い。

社長が夢だけを語っても、その夢に賛同する仲間が優秀でないかぎりうまくいかない。これは間違いない。そしてテクノロジーを甘くみてはいけない。開発には膨大な資金力が必要になる。

だから「辞めておきなさい!」とは言わない。

まずは計画をもっと小さく、ゆっくりに見直すべきでしょう。ほとんどの場合。いきなり外注でサービスサイトやアプリ開発に何百万円も投資しないように。

PMFの有無を確認するテストを小額投資で何度も繰り返すべきです。一発逆転ホームランを打てるような能力はないわけです、バントを繰り返して塁をすすめて、得点を重ねて。そして外国人助っ人を高額で呼び寄せてホームラン打ってもらいましょう。

次にベンチマークです。ほとんどの場合会社をベンチマークしますよね。

なぜか中小企業の社長は「この会社が似てるサービス作ってて、新聞に載ってました!成功してるようです」という話を持って来られると、すぐホームページの会社概要を見に行きますよね!?

それ間違ってますから。

ベンチマーキングすべきは会社ではなくサービスです。さーんビスの本質だけを見て研究と検証を重ねて自分たちのサービスに活かしましょう。

あとベンチマーキング先を間違えないように。3千万円くらいの投資でメルカリは作れませんので。もっと自分たちに近いベンチマークは必ずありますので、世界中を探しましょう。(まず英語でGoogle検索できるようになってください。情報量が圧倒的に違います)

 

最後がCOOです。これもなぜか中小企業の社長は「有名な人」を探しますがそれ間違ってます。テレビに出てた、専門家として雑誌に出てた、本を出してる。

そんなのいりませんから。

業務に専念し、KPIにコミットできる人材です。人材というよりかは仲間ですね。なぜかCOO不在でスタートアップ(もどき)を立ち上げる中小企業が多い。本業との兼任なんて愚の骨頂ですから。

COOが優秀であるかどうかでほとんど決まります。何度も言いますが専任ですよ。立ち上げ期の場合だとCOOが一人で事業を回せるくらい全てのことがわかってないとだめです。(経営業は除く)

 

 

 

 

ピックアップ記事

  1. レンタルビジネスをガッツリ学ぶセミナー2018

関連記事

  1. sho's note

    デスク仕事の8割はスマホでできる

    衝撃だった。とある20代後半の女性に、「SNS時代の今、ホーム…

  2. sho's note

    レンタルビジネス|トレンド考察 memo003

    RIUの今年第一回目の例会が無事に終了。今回も全員が自社のレンタル事業…

  3. sho's note

    レンタルビジネス|トレンド考察 memo001

    毎日、レンタルというビジネスを運営する中で。やはり業界研究は大切である…

  4. sho's note

    期待を越えられなくなる時がビジネス人生の境目だということを知っておけ

    20代の頃は、まだ社会を知らない若き修行僧。こうした修行僧に世…

  5. 経営全般

    レンタル料金の設定基準を考える

    レンタル料金ってみなさんどうやって決めてますか!?「値決めは経…

  6. マーケティング

    レンタル事業は「サポートの必要性」でビジネスの設計が異なる

    RIUの会員企業にはBtoC(コンシューマー向け)とBtoB(法人向け…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Twitter でフォロー

  1. マーケティング

    レンタル事業は「サポートの必要性」でビジネスの設計が異なる
  2. sho's note

    期待を越えられなくなる時がビジネス人生の境目だということを知っておけ
  3. 経営全般

    レンタルビジネスをガッツリ学ぶセミナー2018
  4. マネジメント

    社員雇用は最大のリスク!プロのフリーランスと仲良するべし
  5. sho's note

    レンタルビジネス|トレンド考察 memo002
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。